久枝神社で伊予里神楽が奉納!
2024/5/16、古三津の久枝神社に伊予里神楽を見に行きました。
神楽は日本各地に数多く伝承されています。
時代とともに盛衰はありますが、愛媛では中予や南予では今でも盛んに行われているようです。
松山市部では城北・城西地区の神職が中心となって惟神会が市内の神社の例祭時に奉納、演じるているようです。
五穀豊穣、家内安全、無病息災を祈願する神事芸能です。
相撲も本来、神事芸能です。
田舎の田楽、猿楽のようで丁度、大河ドラマの「光る君へ」を見ているので衣装や、神楽の様子が当時にタイムスリップしたように感じます。
大魔という鬼がでて暴れるのですが、終わって子どもたちを抱っこしてました。
子供によっては怖がっていた子らもいました。笑
僕も子供の頃、赤鬼、青鬼が怖くて逃げ回っていました。
伊予里神楽は約350年くらいの伝承があるようです。
今後も長く続くと良いですね。
●演目
舞之口(まいのくち):神楽の最初の舞として、五方之神、天神七代地神五代之神、一国一宮の神々などを勧請する舞です。
手草(たぐさ):笹の葉を持って打ち振るうことにより、穢を祓う二人舞です。
山之翁(やまのおう):住吉之神が沖より現れて舞う白髪の翁の舞で、山探しの舞とも言われています。
大魔(だいま):神に大いに仇なす大魔、将軍に仇なす悪魔や外道、尺魔という邪気の舞で、笹を持って舞います。最後に四天王との太刀打ちがある勇壮な舞で、四天に降参した後は、持っていた笹を氏子の人々に撒き与えます。この笹を玄関口に立てておくと、魔除けになると言われています。
鬼帰(きがえし):大魔を退治し、邪気が帰った後、穢を祓う舞です。
●今後の奉納予定
厳島神社7月17日、住吉神社7月28日です。
伊予里神楽について詳細を知りたい方は、三津厳島神社ブログで検索してください。